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【美容液は必要?】美容ルーティーンに美容液を取り入れるべき理由

”美容液”は毎日のスキンケアアイテムのひとつ。肌によさそうだからと、なんとなくスキンケアに取り入れている人も多いのではないでしょうか?

化粧水やクリームなどのベーシックなスキンケアと比べて軽く見られがちな美容液ですが、実は特有の肌悩みを解消するために欠かせないアイテムです。
とはいえ、「機能性成分が入った化粧水やクリームもあるのに、なぜ美容液で補う必要があるのか」という疑問が湧いてきますよね。

今回は、そもそも美容液とは何なのか、いつどのように使うのが効果的かなど、実はあまり知られていない美容液の基本を中心にご紹介します。
美容液を使う必要性をしっかり理解して、毎日の美肌づくりに役立てていきましょう。

目次

1.そもそも美容液とは?

2.なぜ美容液はクリームと併用が必要?

3.美容液は、いつ、どのように塗る?美容液の正しい使い方

3-1 美容液を使う順番は?

3-2 美容液の選び方と使い方

4.アイテムは同じブランドで揃えるべき?ライン使いのメリットとは

4-1 同ブランドのライン使いのメリット

5.まとめ

そもそも美容液とは?

美容液は、洗顔後、デイクリームやナイトクリームの前に使用するフェイシャルケア製品です。一般的に、保湿・美白・エイジングケアや毛穴・ニキビケアなど、それぞれの肌悩みに特化した効果的な成分が、他の製品より凝縮して配合されているアイテムのことをいいます。
たとえば、シミの肌悩みがある場合はそれに対応した美容液を、普段の化粧水、クリームにプラスして使うことで気になる悩みを集中的にケアすることができます。

美容液は一般的に、浸透効率が高まるよう肌なじみの良いテクスチャーで作られていることがほとんどです。そのため、化粧水やクリームなどに比べて浸透性がよく、肌の気になる部分に効率よく浸透してくれるのが特徴といえます。

”美容液”といえばシミやシワなどのエイジングケアを連想しがちですが、乾燥やくすみ、ニキビ、毛穴など、様々な肌悩みをケアすることが可能です。エイジングケアに限らず、気になる肌悩みがあるときにすぐ使い始めましょう。自分の肌悩みと向き合い、目的に合わせて選ぶことが重要です。

なぜ美容液はクリームと併用が必要?

美容液とクリームを併用する理由は、役割の違いにあります。

先述したように、美容液はそれぞれの肌悩みに特化した効果的な成分を高濃度に配合するだけでなく、浸透効率を重視して設計されている分、肌表面を保湿し、水分蒸散を防ぐ機能は低いといえます。
一方で、クリームのメインの機能は、水分と油分のバランスを整えて肌を柔軟に保つというもの。油分もしっかり補えるため、肌の成分やうるおいを守ることに適しています。

美容液のテクスチャーによっては、クリームの代わりに使いたくなるものもあるかもしれません。しかし、美容液とクリームはそれぞれ肌に必要な役割を担っているため、一緒に使うことが大切なのです。

美容液は、いつ、どのように塗る?美容液の正しい使い方

それでは、美容液はいつのタイミングで使うのが効果的なのでしょうか?
せっかく買ったお気に入りの美容液、効果はしっかり感じたいですよね。
スキンケアは「油分の少ない順」に使う順番が決められることがほとんどです。
なぜなら、油分は肌を外敵から守る一方で、成分や水分を弾いて必要な成分の浸透を妨げてしまうからです。

その特徴を理解しておかないと、使い方や塗り方で効果に大きく差がつくこともあるのでぜひ覚えておいてください。
ここからは、美容液の効果を高める正しい使い方についてご紹介します。

美容液を使う順番は?

美容液は朝晩ともに、洗顔の後、化粧水で整えた肌に塗布、そしてデイクリーム、ナイトクリームといった油分の多いアイテムの前に使用します。
美容液は浸透しやすく設計されているため、必ずクリームの前に塗るようにしましょう。

美容液を浸透させた後、クリームで肌に蓋をすることで、水分蒸散を防いで美しい肌をキープすることができます。

そして、美容液の効果を高めるためにとても重要なのが、クレンジングで汚れをしっかり落とし、肌環境をきちんと整えておくことです。
状態の悪い土壌に、どんなによい肥料を与えても植物が育たないように、肌も環境が整っていなければ、美容液を使っても思うような効果を得ることはできません。

そのため、クレンジング/洗顔でメイク・皮脂・古い角質などの汚れを取り除きつつ、肌の水分・油分のバランスを適切に整え、化粧水で肌のすみずみまで水分を行き渡らせて、美容液成分の浸透準備をしておくことが大切です。

美容ルーティーンの最も重要な「肌準備」のステップは、【保湿ケアを正しく】意外と知らない基本方法をご紹介で説明していますので、ぜひこちらもご覧ください。

しかし、美容液によっては化粧水の前に使った方がいいものもありますので、使う前に製品の使用タイミングを確認するようにしましょう。そうすることで、より効果的に美容液の効果を感じることができます。

美容液の選び方と使い方

美容液の使う頻度は、肌悩みや目的によって異なりますが、毎日使用するものから、スペシャルケアとして限定的に使用するものなど、様々なものが存在しています。
週一回や、期間集中のスペシャルケアも効果的ですが、肌の老化を防ぎ、様々な外的要因に負けない強く美しい肌をつくるためには、毎日使いの美容液を取り入れるのがおすすめです。

抗酸化作用のある美容液やリペア効果のある美容液は、年齢に関係なく、過酷な環境(汚染、エアコン、紫外線など)で生活している私たちにとって最適な美容液です。
美容液は有効成分がよく浸透するよう、手のひら全体でやさしく顔、首、デコルテになじませます。
首の後ろも忘れず塗布しましょう。さらに、手のひらでプレスすることでより高い浸透も期待できます。
美容液を使用後はすぐクリームで蓋をするようにお肌を保湿してくださいね。

アイテムは同じブランドで揃えるべき?ライン使いのメリットとは

美容液を選ぶとき、同じブランドのアイテムを使った方がいいのか、別のブランドから選んでよいのか悩む方も多いのではないでしょうか?
バラバラのブランドの美容液を使っても効果を得ることはできますが、できるだけ同じブランドでライン使いする方がおすすめです。

同ブランドのライン使いのメリット

同じブランドのラインは、すべて一緒に使うことを想定して、ライン使いで効果が最大限はたらくよう設計されています。そのため、同じブランドのアイテムを使うと、役割を互いで補いつつ相乗効果が期待できます。

また、化粧品を重ねて使うとき、有効成分やpHの違いなど、製品同士の相性が悪い場合もあります。
例えば、弱酸性のアイテムにアルカリ性の化粧品を使うと肌上で中和されてしまう、刺激の強い有効成分高配合の化粧品を重ねすぎて肌が荒れてしまう…など、本来期待した効果が得られないケースもあります。
同じブランドのラインナップは、その点の相性も考慮されているため、あれこれ考えなくても安心して使えるのもメリットといえます。

肌の研究は日々進んでおり、その成果は化粧品にも応用されています。
ブランドのラインナップには、その技術があますところなく踏襲されていますので、ライン使いでその効果を実感してみるのもよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、美容液の必要性や使い方、タイミングなどを詳しくご紹介しました。

美容液は、肌悩みに集中的にアプローチできる化粧品なので、まず自分の肌をよく観察し、目的に合った美容液を選ぶようにしましょう。
年齢を重ねてから美容液を使い始めるのではなく、早いうちから美容ルーティーンに取り入れることが、なりたい理想の肌への近道になります。

お気に入りの美容液を見つけて、肌の変化を喜びながら、楽しく美しい肌を手に入れたいものですね。