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【あらゆる毛穴を狙い撃ち!】目立つ毛穴を引き締めるお手入れ方法
年齢問わず女性の肌悩みの上位にランクインしている頬や鼻の周りの毛穴悩み。
ポツポツと凹凸のある肌は、メイクのりも悪くなり、ファンデーションでしっかり隠しても数時間後には毛穴落ちして余計に目立ってしまう・・・。
そんな毛穴のトラブルを多くの女性が経験しています。
どうにかしようと様々なスキンケアを試してみても、開いた毛穴が一向に引き締められず、あきらめてしまったという人もいるのではないでしょうか。
でも実は、毛穴をスキンケアで目立たなくすることは十分可能です。
ただ、毛穴が目立つ原因は複数あるため、毛穴ケアで引き締め効果が感じられなかった人は、毛穴が開いた原因に適したスキンケアができていなかったという可能性があります。
気になる毛穴をそのまま放置すると、角栓や黒ずみが進行してさらなる毛穴の開きを招くので、早めのケアがとても重要。
そこで、今回は毛穴が目立つ原因と対策についてご紹介していきます。
しっかりと対策して、毛穴がキュッと引き締まった理想の肌を目指しましょう。
目次
・メイクなどの古い汚れ
・ターンオーバーの乱れ
・皮脂の過剰分泌
3-2 メイク落とし時にディープクレンジング・ソフトピーリングを取り入れる
あなたの毛穴はどのタイプ? 毛穴が目立つ原因について
毛穴が目立つのは、本来締まっていなければならない毛穴が開きっぱなしになることで、大きく見えてしまうため。
では、なぜ毛穴が大きくなってしまうのでしょうか。
【毛穴が目立つ原因】
① 毛穴に詰まった汚れによって押し広げられる「角栓毛穴」
② 乾燥でキメが乱れ、毛穴周りに影ができる「乾燥毛穴」
③ 肌がハリを失い、たるんで縦に広がる「たるみ毛穴」
④ ニキビ跡によってクレーター状に広がる「ニキビ毛穴」
一言で毛穴と言っても、原因は様々ですよね。
そこで、ここからは4つの毛穴悩みの特徴と、原因、対策について詳しくご説明していきたいと思います。
ザラザラ・ポツポツの原因「角栓毛穴」
そもそも角栓とは、皮脂と汗が混ざりあい、毛穴の中でかたまったもの。
この角栓が毛穴に詰まると、ポツポツと毛穴を目立たせるだけでなく、毛穴自体を大きく押し広げます。
鼻周りや頬、顎といった皮脂分泌が多いところにできやすく、最初は白くザラザラとしていますが、放置すると酸化して黒ずみ、より毛穴目立ちの原因になります。
皮脂分泌の多い10 ~ 20 代に多いと思われがちですが、実は年齢を問わず悩んでいる女性が多いのが、この角栓毛穴。
角栓の形成には、皮脂分泌やターンオーバーの乱れなど様々な要因があります。
無理やり角栓を押し出したりと間違ったケアをしてしまうと、かえって毛穴の目立ちを悪化させることにもなりますので、角栓ができる原因を知って適切なケアを心がけましょう。
メイクなどの古い汚れ
落としきれなかったファンデーションなどの油分が毛穴の中に入り込み、古い角質と混ざりあうことでも角栓はできてしまいます。
毎日洗顔・クレンジングをしていても、ポツポツ、ザラつきが改善しないときは、日々の洗顔やクレンジングが不十分で、メイク汚れが肌に残っている可能性があります。
そんな時は、ディープクレンジングや粒子を使わないソフトピーリングなどのスペシャルケアを取り入れるのがおすすめ。
肌に負担がかからないように、吸着力で汚れを落とすなどの刺激を与えないタイプを選びましょう。
ターンオーバーの乱れ
肌の表面にある角質は日々生まれ変わっており、このサイクルを「ターンオーバー」と呼びます。
ターンオーバーは正常であれば28 日周期ですが、加齢や生活習慣によってその周期が早まったり遅くなったりします。
ターンオーバーが乱れると、はがれ落ちるべき角質が毛穴に溜まってしまい、角栓となって毛穴に詰まりやすくなります。
ターンオーバーを正常に戻すためには、残った古いメイク汚れ同様、ディープクレンジングやソフトピーリングなどで古い角質や角栓などの老廃物を落とすスキンケアを取り入れましょう。
老廃物を落とすことで、肌が正常なターンオーバー周期で生まれ変わる肌準備が整います。
皮脂の過剰分泌
皮脂の分泌量が多くなると、角栓ができやすくなります。
皮脂は、10 ~ 20 代で盛んに分泌されると言われていますが、気温の高い夏場やエアコンによる乾燥、さらにホルモンバランスの乱れなどでも過剰に皮脂が分泌されることがあります。
過剰に分泌された皮脂はスムーズに排出されず、肌のアクネ菌によりその成分が変化し、角質などと混ざりあうことで角栓になります。
そして空気に触れると、活性酸素の影響によって酸化し、だんだんと黒く定着してしまいます。
皮脂は根こそぎとるのではなく、正常に分泌されるようにコントロールすることが大切です。
毎日のスキンケアに、グルコン酸亜鉛などの皮脂を抑制する成分を含む化粧品を取り入れると、過剰な皮脂の分泌を防いで、角栓による毛穴悩みにアプローチできます。
お手入れ次第で簡単改善「乾燥毛穴」
乾燥毛穴は、角質の潤い不足でキメが乱れることにより、毛穴周りに影ができ、毛穴を黒く目立たせてしまっている状態。
キメの乱れが原因なので、比較的浅く、いびつな形状の毛穴です。
また、肌は乾燥すると潤いを補おうと過剰に皮脂を作り出します。
過剰な皮脂によって大きく開いた毛穴に汚れがたまり角栓となって、さらに毛穴を広げてしまうという負のスパイラルに陥ってしまうので注意が必要です。
乾燥毛穴は、保湿を怠るとすぐ毛穴目立ちの原因となってしまいますが、逆にきちんと保湿ケアをすれば、比較的簡単に改善することができる悩みです。
高い保湿力を持つヒアルロン酸などを配合したしっとりタイプの化粧品を使うことで毛穴がふっくらし、引き締まった印象になります。
症状を進ませないことが大切「たるみ毛穴」
肌の弾力を維持するコラーゲンやエラスチンが加齢によって減少し、肌のたるみが進行して毛穴が縦に伸びてしまった状態がたるみ毛穴です。
大きな涙型の形状をしており、角栓が詰まると毛穴がさらに広がって近くの毛穴同士で繋がり、シワに見えてしまうことも。
たるみ毛穴は、頬の部分に現れる初期エイジングサインなので、注意が必要です。
たるみ毛穴は、一度できてしまうとなかなか元に戻すことは難しいので、これ以上進行させないことがベター。
コラーゲンやエラスチンを作りだし、ハリや弾力をサポートする成分をスキンケアで補う必要があります。
ビタミンCなど、コラーゲン産生をサポートする成分を内側から補うのもおすすめ。内外美容でたるみ毛穴を引き締めましょう。
ニキビ跡からできた凸凹肌「ニキビ毛穴」
ニキビ毛穴は、ニキビによる炎症が長時間続くことで、毛穴周辺がクレーター状にへこんだ状態の毛穴です。
毛穴の大きさがバラバラなのが特徴で、主にニキビ跡から発展することが多いと言われています。
ニキビ跡を自力で修復するのはとても難しいので、まずは、ニキビができないようにしたいところ。
脂質の代謝を促し、肌の調子を整えるのはビタミンB 群やビタミンC、ミネラル群です。
ニキビができてしまったらすぐに対策することが重要です。
大人のニキビは思春期と違って皮脂の過剰分泌だけが原因ではありません。
皮脂の分泌をコントロールするグルコン酸亜鉛などの成分に加えて、抗菌・抗炎症効果のある収れん化粧水を使ってニキビをケアすることが重要です。
絶対にやってはいけないNG 毛穴ケア
毛穴トラブルは一度おきるとずっと気になってしまうもの。
だからといって、間違ったケアをしてしまってはさらに毛穴の状態を悪くします。
ここからは絶対にやってはいけない毛穴ケアについて説明します。
無理やり角栓を押し出す
角栓を指などで無理やり押し出してしまうのは絶対NG。
肌を傷つける上に、ぽっかりと穴があいてそこにまた角栓ができる悪循環で毛穴は広がるばかりです。
水でぬらして剥がすタイプのシートパックなども肌表面の皮脂や角質を無理やりはがしてしまうため、肌を傷めてかえって毛穴が目立つ可能性がありますので注意しましょう。
タオルなどでこすり落とす
目の粗いタオルなどで無理に角栓をこすり落とすのもやめましょう。
こすった直後は角栓がとれてつるっとしているように感じるかもしれませんが、摩擦による肌のダメージで、皮脂の過剰分泌などを引き起こす可能性があります。
洗浄力の強い洗顔・クレンジング
普段のスキンケアではメイクが落ちないからと、強い界面活性剤を使った洗顔やクレンジングを選ぶのはおすすめしません。
皮脂を取りすぎたり、肌の乾燥が進行したりなど、さらなる肌トラブルを招く可能性もありますので、できるだけ優しいもので洗顔・クレンジングするようにしましょう。
保湿ケアを怠る
保湿は毛穴ケアにとって欠かせません。肌がしっかりと潤ったら、毛穴も引き締まった印象になります。
べたつくと毛穴が詰まりそうだからといって、毛穴のケアの後に化粧水だけというのはNG!
保湿ケアが不十分だと、皮脂が過剰に分泌してかえってべたつきの元になることもあるので、きちんと保湿ケアしましょう。
あらゆる毛穴トラブルを防ぐ!効率的な毛穴ケアステップとは?
ここまでご紹介したように、毛穴トラブルの原因は実にたくさんあります。
一つの毛穴ケアを試しても効果が感じられない・・・そんな人は、いくつかの原因が同時に発生しているのかもしれません。
せっかく毛穴を引き締めるために本格的なケアを始めるのなら、毛穴トラブル知らずの肌をぜひ実感したいものですよね。
そこで、ここではあらゆる毛穴にアプローチできる毛穴ケアステップをご提案していきます。
ひと手間ですが、毛穴の引き締まったすべすべの肌を手に入れるために挑戦してみてください。
顔を温めて毛穴を開き、角栓を柔らかくする
クレンジングをする前に、蒸しタオルやスチーマー、お風呂の湯気などで顔をあたため、十分に毛穴が開いた状態にしましょう。
キュッと引き締まった状態の毛穴の汚れを落とすのは大変ですが、毛穴が開き、角栓が柔らかい状態だと力を入れてケアする必要はありません。
ディープクレンジング・ソフトピーリングを取り入れる
ディープクレンジングといえば、毛穴をきれいにし、黒ずみやくすみなどをケアする施術として、エステでは最初に行われる定番メニュー。
ディープクレンジング後は、肌がやわらかくなり、化粧品に配合されている美容成分も浸透しやすくなっているので、美肌効果を高めることも期待できます。
いつものクレンジングでメイクを落とした後、老廃物を吸着する効果のあるディープクレンジング剤を毛穴の気になる部分に乗せ、くるくるとマッサージしながら塗り広げ、しばらくおいた後、洗い流します。
ソフトピーリングをするときは、肌を傷める可能性があるスクラブ剤などが入っていないものを選びましょう。
ディープクレンジングもソフトピーリングも、しっかりと汚れを落としてくれるので、週1~2回取り入れる程度で十分効果が期待できます。
収れん化粧水で毛穴をキュッと引き締める
毛穴が開きっぱなしにならないように、洗顔後は毛穴を引き締める必要があります。
グルコン酸亜鉛などの皮脂を抑制する成分や、プロポリスなど天然の抗菌・抗炎症成分を含む収れん化粧水を使うのがおすすめ。
皮脂をコントロールして毛穴を引き締め、さらなる毛穴目立ちの元となるニキビも予防してくれる効果が期待できますよ。
美容液やクリームは保湿・リフトアップ重視のものを選ぶ
毛穴ケアと聞いてついつい収れん系化粧品をラインで使用してみたくなりますが、化粧水で毛穴を引き締めた後に使う美容液は、保湿・リフトアップ重視のものを選んでOK !
保湿性の高いヒアルロン酸を使った美容液、そしてリフトアップ効果のあるコラーゲン産生促進効果が期待できるクリームなどを組み合わせて使ってみてください。
リフトアップの具体的な方法は前回の「【加速する“たるみ” にストップ】顔のたるみの 原因と対策とは?」でもご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。
毎日の食生活や生活習慣もぜひ見直しを!
毛穴の目立たない肌をつくるために、バランスのよい食事を心がけましょう。
糖質や脂質の摂りすぎは、皮脂分泌を促進するため控えめに。
代謝に有効なビタミンB2やB6を含む緑黄色野菜や、コラーゲンの産生をサポートするビタミンC は積極的に摂るとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
毛穴は、ファンデーションでもなかなか隠すことができない厄介なトラブル。
毛穴を引き締めるためには、根気よく毎日のケアを続けていくことが大切ですが、原因や対策を知らずに自己流の間違ったケアをしてしまうと余計に毛穴が目立ってしまう結果にもなりかねません。
今回ご紹介した効果的な毛穴ケアステップで、毛穴レスな陶器肌を手に入れましょう。