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エイジング研究の
革新的な発見

ミロスラフ・ラドマン博士
―遺伝学とエイジング研究のパイオニア

革新的な遺伝学者・分子生物学者であるミロスラフ・ラドマン博士は、エイジング研究の分野に革命を起こしました。 MedILS(地中海生命科学研究所)の創設者として、アルツハイマー病、パーキンソン病、シャルコー病などの加齢に伴う病態の研究をはじめ、DNA 修復と人間の健康についての研究の発展を先導してきました。 ラドマン博士は、私たちが生きていけないような過酷な環境下でも増殖する事ができる「極限環境微生物」にヒントを得て様々な酸化ストレスに耐えるためのプロテオームの重要な役割を明らかにし、環境ストレスや時の経過によるプロテオームの損傷がエイジングと強い関連性がある事を見出しました。 プロテオームとは生体に存在するタンパク質の総体で、プロテオームを保護することは、細胞の修復と肌のエイジングケアの鍵になります。 細胞の寿命は、DNA ではなくプロテオームがいかに損傷から保護されているかによって決まるのです。 国際的に高い評価を得ている生物学者である彼の研究は、世界中の学術誌に200 以上の論文が掲載され、その名を轟かせています。

肌の健康への情熱と想いの融合

NAOS(エステダム・ビオデルマ・エタピュール)の創設者兼CEO である薬剤師・生物学者のジャン= ノエル・トレルは、15 年以上にわたり、肌の健康とエイジングに関するビジョンをラドマン博士と共有してきました。 彼は「肌は環境と相互作用する生態系である」という考えに基づき、肌の健康は細胞内外の絶妙な生物学的バランスによってもたらされると信じています。 彼の信念により、NAOS は生態学と生体模倣*1 の分野で前例のない発展を遂げ、自然界に存在する戦略を再現する事により、肌の生態系と回復力を維持することに成功しました。

NAOS の40年にわたる研究開発と、ラドマン博士率いるMedlLS の画期的な発見とのコラボレーションは、卓越した科学的パートナーシップをもたらしました。 細胞寿命の分野で最も革新的なテクノロジーを開発し、肌のエイジングサインに対抗し遅らせるための特別な新しい方法として結実しています。

NAOS の画期的な発見

ラドマン博士の研究に触発され、NAOS の研究開発チームは、ユニークな抗酸化シャペロン分子によってプロテオームが自然に保護されている極限環境微生物、スノーバクテリアを特定することに成功しました。 スノーバクテリアから発見されたこの分子によって、肌のプロテオームが強力かつ持続的に保護され、しわ・たるみ・弾力の低下などの肌のエイジングプロセスを大幅に遅らせることができるのです。

科学的に証明された
驚くべき有効性

タンパク質は、あらゆる生命機能の中核をなすものです。 コラーゲンやエラスチンのダメージによる肌密度やハリ、弾力の低下など、肌のあらゆるエイジングを遅らせるには、プロテオームの保護と強化が欠かせません。 NAOSの研究チームが開発した新しい有効成分は、肌のプロテオームを保護するために働く強力な抗酸化シャペロン*2分子で構成されています。 肌の自然な防御システムを模倣した独自のバイオテクノロジーにより、エイジングプロセスを遅らせ、肌細胞の寿命を維持します。

抗酸化シャペロンは、肌の構造タンパク質および機能タンパク質を保護する盾のように作用します。 不可逆的なタンパク質の損傷に対するこの独自の保護機能は、アスコルビン酸などの一般的な抗酸化物質よりも優れていることが証明されています。 抗酸化シャペロンは、フリーラジカルによるダメージからのタンパク質の保護に加え、紫外線ストレス後のDNA 損傷の自己修復を著しく促進し、ブルーライトや微粒子汚染などの一般的な環境要因によるダメージから肌の細胞を保護します。 NAOS が開発したこの革新的な技術は肌の老化に対処する方法のゲームチェンジャーであり私たちの肌と肌の健康へのアプローチ方法を変えるものです。

*1 生体模倣(性):自然界や生物の仕組みに学び、そのデザインやプロセスからインスピレーションを得て、いかそうとする考え方。 *2 シャペロン:タンパク質が機能を果たすには、その立体構造が重要で、生体内で正しい形になるように誘導するのがシャペロン分子です。その語源は、西洋の貴族社会において社交界にデビューしたての若い女性が一人前の貴婦人になれるようにサポートした介添え人(婦人)をシャペロンと呼んだことに由来します。 シャペロン分子はタンパク質の介添え人のように、その働きをサポートしています。