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フランス流、ビューティーのSavoir faire(ノウハウ)スパのスペシャリスト、パリジェンヌの秘密

Profile

私は、フランス人女性としてビューティーの楽しみ方を知り、以前よりラグジュアリーブランド化粧品の教育プロジェクトを手掛けてきました。このコラムを通じて、フランスの女性の日々のお手入れやテクニックを使った美容方法を皆様にご紹介できることを、大変うれしく思います。
これから4回に渡り、パリジェンヌが実践している美のノウハウを、お伝えしていきますので、楽しみにしていてください。

Section1.“美の条件”

日本、フランス問わず、女性は同じ思いで美しさを追求します。

求めるものは異なりますが、日本でもフランスでも女性は同じように美を追求し、毎日のお手入れを欠かしません。フランスの女性は、なによりもボディのお手入れや健康管理を重視します。日本人女性は、ヘアや顔を丹念に手入れするのに時間を費やし、完璧なまでのメークを施すように思います。
パリジェンヌは、より自分らしさを求め個性を開花させる中で、健康的なブロンズ色の肌にすることがステイタスです。ですので、程よい日光浴をしますが、その点、日本人女性はシミひとつない白い肌が美しいという考えを尊び、完璧に日焼け防止をしますね。
このように、求めるものは異なりますが、美への追求心は変わりません。
また、時代によっても、変化します。かつて、フレグランスを纏うのはフランスのご婦人達専用のたしなみでしたが、今ではエレガンスを求める日本人女性達の間でも、取り入れられるアイテムとなってきましたね。

フランス流の mise en beauté(ミーズアンボーテ:美しさの演出法) 毎日の美容法の目的は他の人を魅了することにある

美しさの演出法

パリジェンヌの一日は、バスルームで始まり、バスルームで終わります。
バスルームの中で彼女達は、日々、より美しく輝きたいという想いで、自分自身のイメージと向き合い、魅惑的で特別な時間を過ごします。彼女達は、個性美を開花させることを第一に考え、そしてまず、巧みな技で女性らしい魅力を保つ“美の儀式”に、貴重なバスタイムを捧げます。フランスの女性にとって、美とは他の人を魅惑する喜びに他なりません。
パリジェンヌへの最高の賛美、それは「魅力的」な女性であるということです。「キレイだね」と言われることにステイタスはありません。もちろんキレイなことは大切ですが、それだけではフランスでは認められないのです。自分を知り、個性を磨く。自分の魅力を知っている女性こそが最も美しいのです。バスルームでは、外見も内面も磨く、そんな儀式が行われているのです。
さて、バスルームで行う儀式ですが、パリジェンヌ達は何をしているでしょうか?詳しくお伝えしましょう。

朝のお手入れ

とことん落とすことにこだわる日本人と、落しすぎることを気にするフランス人

日本では、石けんを使うことが多いですが、フランスでは朝もクレンジングミルクを使うことが主流です。顔、首、デコルテを小さな円を書くように優しくマッサージし、夜の間に分泌された汚れを優しく取り除くために、指の先で顔全体にクレンジングをゆきわたらせます。
そのあと、2枚のコットンにローションをたっぷり取り、そっとやさしくふき取ります。1枚目でお肌に残ったクレンジングをふき取り、2枚目で毛穴をひきしめ、フレッシュな感覚を肌に与えます。

乾燥しがちな気候のフランスでは、肌のうるおいを落としすぎることを気にするため、潤いを取り過ぎない方法として、ミルクでのクレンジングやローションでの拭き取りが一般的なのです。
水道水には、塩素やカルキなどが入っていますので、美容成分が入ったローションで拭き取るのは肌への配慮として良いですね。最後に、ティッシュで軽く抑えるようにして水分をきちんとふき取ります。肌の表面に水分が残っていると、その後のセロムやクリームが浸透しにくくなりますので、きちんと浸透させるかティッシュオフがおすすめです。
これであなたのお肌は、清潔で健やかな状態に整いました。
最後に鏡を覗いて見ましょう。そして笑いかけてみて下さい。
何といっても笑顔こそが最高のビューティケアです。

夜のお手入れ

夜のお手入れは入念に

毎日行えるフランス流の簡単なマッサージ方法を教えますね。
クリームを適量、お顔全体、首、デコルテ(胸元)まで塗布して下さい。
額から中央へ、そしてこめかみの方へやさしくマッサージします。目の周りは、指先で軽く叩くようにし、まぶたのほうも同じようにします。次に鼻の横から頬骨に沿って指をすべらせ、耳の2cm前あたりで手を止めます。
鼻の周りに、自然なカーブに沿って下から上へ手を滑らせます。

首とデコルテは、上から下へマッサージします。顎から始めて、首筋にそって滑らかに行います。首筋を伸ばして首の両側をマッサージします。それにより不純物や毒素を流すドレナージュ効果があります。
口元は唇の左右の端から中央へ摘むようにしてマッサージします。全体的に引き締め、唇がよりふっくらとします。肌が昼間に受けたダメージをケアするのは夜間です。お肌はそのため夜働きますので、その効果を高めるためナイトクリームをつけて下さい。水分・油分をたっぷりと与え、逃がさないようにし、翌朝まるで生まれ変わったようにいきいきとした肌に。
もうひとつのビューティテクニックとして、化粧品を付け終った後は、ティッシュで手をふき取らないで。手に付いて余ったクリームで指先や手首をマッサージして下さい。手を美しく健やかに保ちます。
そして一番素晴らしい美の条件は微笑みということをお忘れなく!

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ビューティーレポート

Section1.“美の条件”

Section2.“エイジングケアについて パリジェンヌの生活の知恵と秘訣”

Section3.“よく食べることは重要なビューティケア 美しさの秘訣は、フォークの先に”

Section4.“陶器のような美しさより、チャーミングな表情を!”

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