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フランス流、ビューティーのSavoir faire(ノウハウ)スパのスペシャリスト、パリジェンヌの秘密

Profile

私は、フランス人女性としてビューティーの楽しみ方を知り、以前よりラグジュアリーブランド化粧品の教育プロジェクトを手掛けてきました。このコラムを通じて、フランスの女性の日々のお手入れやテクニックを使った美容方法を皆様にご紹介できることを、大変うれしく思います。
全4回に渡り、パリジェンヌが実践している美のノウハウをお伝えしてきましたが、今回はいよいよ最終回となりました。最終回は、パリジェンヌが大切にしているチャーミングな表情の作り方についてお伝えいたします。

Section4.“陶器のような美しさより、チャーミングな表情を!”

フランス人女性は、自然な美しさを愛し、健康的でバイタリティーを感じさせる顔立ちが魅力的だと考えています。そのため、均一な陶器のような美しさよりもチャーミングな表情を大切にします。もし、メトロやカフェテラスで美しいパリジェンヌが本で顔を隠していたら、それは読書に専念しているのではなくて、チャーミングな表情を作るエクササイズに打ち込んでいるのかも知れません!

私が日本に来て感じたのは、顔の表現力が少ない人が多いということ。 それは何故かと考えた時に、日常話す言語の発音の違いなのかもしれないと感じました。フランス語は発音の特性からか、それに適するように唇がツンと引き締まりやすくなるのかもしれません。フランス語は、唇を緊張させることへの必要度が非常に高い言語のように思われます。それに比べ日本語は、比較的単調なリズムで抑揚も少ないためでしょうか、日本人の唇は口元が下がり気味の人が多いように思います。口元が下がっていると、自然と表情は乏しくなります。反対にキュッと上がった口元は、微笑んだようなチャーミングな表情に見え人に好印象を与えます。

眉をひそめるのは、1回の微笑より2倍も筋肉への負担が大きい!?

肌のお手入れは念入りにしても、あまり気にされていないのが何重もの皮膚の下にある「筋肉 」。筋肉の少しの動きで、その上に乗っている皮膚は変形します。毎日繰り返される表情によって、筋肉の付き方は変わってきます。眉をひそめるのは、1回の微笑より2倍ほど筋肉への負担が大きいなんていう説も!
深い表情ジワが刻まれる前に、チャーミングな表情を作るためのフェイスストレッチをしましょう!

顔全体を引き締めるストレッチ<母音の発音>

唇の緊張が強いフランス語の母音の発音は、顔全体のストレッチに効果的です。

大きく微笑みながらA(アー)の音

口を大きく開けてA(アー)と発音します。
次に口をもっと開くために、両手を頬に添えて耳の方に向かって軽く引きます。微笑み顔を作るイメージで頬にしわが寄らないように軽く行ってください。
そしてゆっくりと口を閉じます。

キスをするようにE(ヴー)の音

日本語の(エ)を発音しながら、唇の両端を強く左右に引き、上下の開きを狭くすると(ヴ)のような音になります。フランス人にとって、このE(ヴ)の発音と、口の開きが大きいε(エ)の発音ははっきと区別されます。唇の端を引きながらE(ヴー)と長めに息を吐きます。

微笑みながらI(イー)の音

両手で頭を挟み背中を真っ直ぐにしてゆっくり微笑みます。日本語の(イ)よりも、唇の両端をさらに強く左右に引き、子供が悪戯をして「イーッ」と言うような感じで発音しましょう。

驚きの気持ちでO(オー)の音

日本語の(オ)に近い音ですが、口の開きが狭く唇を前方に丸く突き出すように行います。

不満を表すようにU(ヴー)の音

日本語の(ウ) よりも唇をさらにすぼめて突き出して喉の奥の方で発音してください。ひょっとこのお面のような表情を意識して。(ウ)よりもさらに深い(ヴ)のような音です。

フェイスストレッチで顔の表情を豊かにして、チャーミングな笑顔で毎日を過ごしましょう。そして何よりも女性であることを楽しんで!

最後に───
日本人の美意識の高さにはいつも感心しています。
これからも丁寧に毎日のお手入れを続けてください。
そして、心にはいつもユーモアを。

“美しさの先には必ず、笑顔があることをお忘れなく!”

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ビューティーレポート

Section1.“美の条件”

Section2.“エイジングケアについて パリジェンヌの生活の知恵と秘訣”

Section3.“よく食べることは重要なビューティケア 美しさの秘訣は、フォークの先に”

Section4.“陶器のような美しさより、チャーミングな表情を!”

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